2015年05月13日
エピローグ(最終回) ;6/6回
変化できないのは生き残れないと言うのが最近の常識らしい,異論はない。
しかし変化云々で言えば大学で講師やってた時、教育学部の院を出た新米先生の情報リテラシー授業の練習台で25年前に聞いた,中身は変化しているかも知れないが少なくとも25年も昔のネタであり, ”最近の常識らしい” の「最近」とは四半世紀より古い事かと自分で突っ込んでしまう(ちなみに彼は、わたしの研究室に講義を受け持つ120名の学生の名前と読み方をわざわざ聞きに来たので良く覚えている<追記に続く>)。
通信手段が(有線)電話から携帯(無線電話)に、もっと過去から言えば「狼煙(のろし)」から「スマホ」まで大きく変わった。
自分が中学の時までは通信手段は手紙、緊急時は電話局か郵便局の電報,大学の合格通知も連絡も”桜咲く”で有名な電報だった。
1980年代から自動車電話、ショルダーフォンと変わって行き自分が最初に使った携帯電話は1990年頃。
5万円のデポジットが要る,折りたためないハンディートランシーバーサイズで、待ちうけだけで電池がなくなった。
その後、携帯加入者が増え、デポジットも不要になり爆発的に普及した。それでも旦那は携帯持つが主婦にまでは普及してなかった。
現に2010年ごろ小学校に入学したばかりの子のPTAからの連絡に(お母さん方が大半だったので)携帯を使ったら、ご主人に怪しまれた事を覚えている。
今ではそのお母さんの2人目の子がうちの中1次男の中1と同級生,クラブの連絡はLINE。
自分はガラ携だからLINEは使えず?時々連絡漏れで、集合時間変更の連絡が来ず先週も長崎まで高速飛ばして送った。ほんと時代は変わったもんだ。
欧米式経済で既に充分普及している携帯電話(スマホ、ガラ携)は、一昨年国民一人あたり1台を越えた事実も然ることながら、NMPを条件に機種変が実質タダになるという,何もない処に波風を立てて、日本に3社で独占しているドコモ・AU・バンクの3社で客の争奪戦を繰り広げられている。 人口減少のわが国ニッポンは、このままだと行き詰まると心配するのは俺だけか?
家を買ってすぐ失業しローン返済のためTSUTAYAと学研で昼夜掛け持ち,、バイト先のビルのオーナーの紹介で大学講師をした時期があった。 その学校に新人のN先生が来た,彼はH大卒後、N大学院に行った教師一家の御曹司、父親が校長、母親が教員だ。 JCC4202の仲間は、彼のような例外を除き何の取り得もない連中にあって数少ないまともな人物だった。 偉いのは自分の学科でもないのに新学期が始まる前に下準備を着々と進めてた教師の鑑(かがみ)のような人間だ。 彼は入職当初から新学科設置のため文科省に何度も出張するルーキーだった。自分は入試成績トップの学生に「優」を付けてやる代わりに全授業のノートを取らせ、次のコマで使う。 週に3コマx2種+必須の一般教養科目が毎日1コマずつあるから自分の研究の時間は皆無に等しかった。考えれば女子寮巡回なんて明らかにタダ残業。誰も文句云わない自分が使う教材は当然JCC4202が決める,斡旋業はも分っていて自分の研究室で欲しい事務用品を要望してた。
たまに飲み会で逢うと熱血・熱意などとは異なる次元のエネルギーを感じ「最後の授業」の続編みないた「23分間の奇跡」という本のブラックヒューマーというか教育の怖さを教えてくれた。
ぶっちゃけこっちとりゃ通信士で就職できなかった時の滑り止めとか食い繋ぎ程度にしか考えてなかったので俺のような雑念99.9・・・%の俄か(にわか)講師とは全然違う人物だ。 知識伝達するだけの塾教師(必要悪ではあるが)と教育者との違いはうまく説明できないが明らかに在る。
新しい科目が増えた時あまりの忙しさに近道してたらネズミ捕りに捕まり、そのため休講の連絡をしたら学生が喜んだ。 それだけなら良いが、学生ときたら1限目から休講だったらもっと寝れたのにと研究室のホワイトボードに抗議メッセージが書かれていた(まだLINEとかなかった)。
そもそも、てめーらの語学留学が俺の誕生日の月になったから,、、偶々(たまたま)その年が免許切り替えの年で、しかも更新葉書が郵便受けに詰まってて手続きを過ごしてしまっていた。 それ以前に、さっき捕まったときに免許が切れてるので、この先運転してはダメ。 手続きに1日、安全講習に別の日に1日、若しくは免許センターに行けば1日で済むが…と言う事になって警察署から直行した。
それでも大学の仕事は多岐に渡り、週一の女子寮の夜警当番が回ってきてて、寮生が夜中無断で外出してるとのタレこみあり。
女子寮は1階だけ窓に格子が掛っている。 だいたい部外者・不審者対策で格子があるのに(多分)中から夜這いに誘い出される。 防犯のつもりかも知れないが寮母さん用の内鍵が開けられ,無意味が無い(死語)。
別の夜に、辛抱できないの(???)が居て寮の電話当番の控え室の机の中に電動バイブがあった,大変な物を見つけたが持ち主を探す訳にも行かず一人で対策考えてる間に無くなっていた,その間10分位。まるで柏原芳〇だ。
毎年仕事は厳しくなり免許更新”事件”のように学校の先生は目が回る程多忙なんだけど、授業以外に学生募集の営業から県外出張入試まで、ありとあらゆる雑務が待ち受けていた。
教務科(クソタレ)から出張命令が来るくせ、高速代もガソリン代も予め申請しないと手出しする羽目になる。 出張で何時も逢う他校の先生方と話す機会があったが、どこも台所事情は似たようなものだった。
誰も知らんかもしれんが、幼稚園から高校までは教員免許か要るけれど、大学の教員はその手の免許は一切不要。
だって国家の最高学府だから、それを評定したり試験したする人は存在しないのだ。
JCC4202が入職した時の条件は式服(黒の背広)と「普通車」所有という2点だけ。 式服は解るが今乗っている軽自動車じゃダメなのか聞き返したら矢張りダメ。 理由は夏休み中に自分の車を使って高校に営業回りしないといけないからだった。(夏休みに一度タイヤ交換必要)
それだけならまだマシだが、後期には学費の滞納者の家庭に家庭訪問まで、サラ金の取り立てやみたいな事までやらされた,K本的に退学はNGでも学費滞納は容赦しない。 卒業したその学生を街で見かけたら憎しみの眼差しだった。学生も親も大変だ!
話は飛んで、信濃町に本社が移った戸塚工場は夜通し働いて、朝礼後に汲沢寮に戻りメシ食って昼まで仮眠。12時に食堂のおばちゃんに起され社長出勤(時間だけ)会社の社員食堂で,放送が始まったばかりの『笑っていいとも』を見ながらケッタマシンでパン売りおじちゃんのパン買って、(3つ手に持ち)選びながら1個食い金は3個分しか払わない毎日。 それから5時退勤の音楽が鳴り、オープンしたし立ての回転寿司かマックが夕食。 NBCのシステム設計会社の連中と出来上がってきたCPU+メインメモリー+DKCの基板をデバッグしてると朝が来る。
関東は日本でも少し東寄りなので冬は5時過ぎると急に暗くなる。 冬になって工場は天井が高いから、やけに寒いと思ってたら夜明け前から降りだしたらしい雪が積もってて感動したのを覚えている。でも若かったから全く苦にならなるどころか田舎じゃ週休二日なんて夢のようなっだ毎日だった。7日のうち2日も遊べる!てな感じで花金(死語)は必ず新宿のディスコに行って真っ暗な中、朝日がベニヤのすき間から漏れてくるまで遊びまわった。
回路は設計どうりにしか動かない。プログラムも組んだ通りにしか動作しない。バグはプログラマがバカの証拠。でも工場で4層基板のトレース&デバッグしてた方がよっぽど好きで楽勝だ。
教員の仕事ちゅうのは人間相手。10人居れば十色,100人居れば100通りの個性がある。 皆が全員好き勝手に行動する。 自分は人間相手の仕事には不向きだと気づきすぐ教員は辞めた。
興味深いかったのは、男クラ,女クラどちらか片方だけってのは汚い。 大学教員の仕事ではでは学生が全部女。 性別が片方だけっての男にしろ女にしろ経験則で臭い。 講義中は冬は寒いからって窓を全閉して女臭い、化粧臭い、生理臭い。 違う学科の男子学生にそれとなく探りを入れたら人によってはそっち系の匂いに敏感人間が居ると判明した。 夏は夏で暑いのかスカートをハタハタするから、見る積もり無いのに奥まで見えてしまう。 しかも上はノーブラ。 奴らは見えると分かっててワザとやって俺の反応を伺う。
最近お笑いで流行ってる ♪ahもしかしたら~オレの事誘ってるんじゃないの~♪
でも反応間違えたら、エライ目に遭うからな~。
今では学費滞納女子も成績トップで無事卒業し、同窓会で幹事してくれるし、汗とワキガの違いなど話題になるが、結婚して男子高校生の子を持つ親の悩み相談も聞けて興味深い。
そんな逸話は書かない(書けない)だけで出版できる話題は無尽蔵だ。
次回は『ゆとり世代と学習能力』かも。
たまに飲み会で逢うと熱血・熱意などとは異なる次元のエネルギーを感じ「最後の授業」の続編みないた「23分間の奇跡」という本のブラックヒューマーというか教育の怖さを教えてくれた。
ぶっちゃけこっちとりゃ通信士で就職できなかった時の滑り止めとか食い繋ぎ程度にしか考えてなかったので俺のような雑念99.9・・・%の俄か(にわか)講師とは全然違う人物だ。 知識伝達するだけの塾教師(必要悪ではあるが)と教育者との違いはうまく説明できないが明らかに在る。
新しい科目が増えた時あまりの忙しさに近道してたらネズミ捕りに捕まり、そのため休講の連絡をしたら学生が喜んだ。 それだけなら良いが、学生ときたら1限目から休講だったらもっと寝れたのにと研究室のホワイトボードに抗議メッセージが書かれていた(まだLINEとかなかった)。
そもそも、てめーらの語学留学が俺の誕生日の月になったから,、、偶々(たまたま)その年が免許切り替えの年で、しかも更新葉書が郵便受けに詰まってて手続きを過ごしてしまっていた。 それ以前に、さっき捕まったときに免許が切れてるので、この先運転してはダメ。 手続きに1日、安全講習に別の日に1日、若しくは免許センターに行けば1日で済むが…と言う事になって警察署から直行した。
それでも大学の仕事は多岐に渡り、週一の女子寮の夜警当番が回ってきてて、寮生が夜中無断で外出してるとのタレこみあり。
女子寮は1階だけ窓に格子が掛っている。 だいたい部外者・不審者対策で格子があるのに(多分)中から夜這いに誘い出される。 防犯のつもりかも知れないが寮母さん用の内鍵が開けられ,無意味が無い(死語)。
別の夜に、辛抱できないの(???)が居て寮の電話当番の控え室の机の中に電動バイブがあった,大変な物を見つけたが持ち主を探す訳にも行かず一人で対策考えてる間に無くなっていた,その間10分位。まるで柏原芳〇だ。
毎年仕事は厳しくなり免許更新”事件”のように学校の先生は目が回る程多忙なんだけど、授業以外に学生募集の営業から県外出張入試まで、ありとあらゆる雑務が待ち受けていた。
教務科(クソタレ)から出張命令が来るくせ、高速代もガソリン代も予め申請しないと手出しする羽目になる。 出張で何時も逢う他校の先生方と話す機会があったが、どこも台所事情は似たようなものだった。
誰も知らんかもしれんが、幼稚園から高校までは教員免許か要るけれど、大学の教員はその手の免許は一切不要。
だって国家の最高学府だから、それを評定したり試験したする人は存在しないのだ。
JCC4202が入職した時の条件は式服(黒の背広)と「普通車」所有という2点だけ。 式服は解るが今乗っている軽自動車じゃダメなのか聞き返したら矢張りダメ。 理由は夏休み中に自分の車を使って高校に営業回りしないといけないからだった。(夏休みに一度タイヤ交換必要)
それだけならまだマシだが、後期には学費の滞納者の家庭に家庭訪問まで、サラ金の取り立てやみたいな事までやらされた,K本的に退学はNGでも学費滞納は容赦しない。 卒業したその学生を街で見かけたら憎しみの眼差しだった。学生も親も大変だ!
話は飛んで、信濃町に本社が移った戸塚工場は夜通し働いて、朝礼後に汲沢寮に戻りメシ食って昼まで仮眠。12時に食堂のおばちゃんに起され社長出勤(時間だけ)会社の社員食堂で,放送が始まったばかりの『笑っていいとも』を見ながらケッタマシンでパン売りおじちゃんのパン買って、(3つ手に持ち)選びながら1個食い金は3個分しか払わない毎日。 それから5時退勤の音楽が鳴り、オープンしたし立ての回転寿司かマックが夕食。 NBCのシステム設計会社の連中と出来上がってきたCPU+メインメモリー+DKCの基板をデバッグしてると朝が来る。
関東は日本でも少し東寄りなので冬は5時過ぎると急に暗くなる。 冬になって工場は天井が高いから、やけに寒いと思ってたら夜明け前から降りだしたらしい雪が積もってて感動したのを覚えている。でも若かったから全く苦にならなるどころか田舎じゃ週休二日なんて夢のようなっだ毎日だった。7日のうち2日も遊べる!てな感じで花金(死語)は必ず新宿のディスコに行って真っ暗な中、朝日がベニヤのすき間から漏れてくるまで遊びまわった。
回路は設計どうりにしか動かない。プログラムも組んだ通りにしか動作しない。バグはプログラマがバカの証拠。でも工場で4層基板のトレース&デバッグしてた方がよっぽど好きで楽勝だ。
教員の仕事ちゅうのは人間相手。10人居れば十色,100人居れば100通りの個性がある。 皆が全員好き勝手に行動する。 自分は人間相手の仕事には不向きだと気づきすぐ教員は辞めた。
興味深いかったのは、男クラ,女クラどちらか片方だけってのは汚い。 大学教員の仕事ではでは学生が全部女。 性別が片方だけっての男にしろ女にしろ経験則で臭い。 講義中は冬は寒いからって窓を全閉して女臭い、化粧臭い、生理臭い。 違う学科の男子学生にそれとなく探りを入れたら人によってはそっち系の匂いに敏感人間が居ると判明した。 夏は夏で暑いのかスカートをハタハタするから、見る積もり無いのに奥まで見えてしまう。 しかも上はノーブラ。 奴らは見えると分かっててワザとやって俺の反応を伺う。
最近お笑いで流行ってる ♪ahもしかしたら~オレの事誘ってるんじゃないの~♪

今では学費滞納女子も成績トップで無事卒業し、同窓会で幹事してくれるし、汗とワキガの違いなど話題になるが、結婚して男子高校生の子を持つ親の悩み相談も聞けて興味深い。
そんな逸話は書かない(書けない)だけで出版できる話題は無尽蔵だ。
次回は『ゆとり世代と学習能力』かも。
Posted by JCC4202/佐世保 at 04:30│Comments(0)
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