給電部メンテ(その1)
先日の移動運用で、放ったらかしておいたアンテナの調子がよくないと感じ給電部を作り直す事に決めた。
去年も同じ事やろうとして挫折してるから、過去記事に
同じネタがあるかも知れない。
他人が作った物を使うだけのハムはK1FOと呼んでいるが、
100%八木宇田アンテナである。 この八木アンテナをベースに
給電部だけ違う物をに付け替え、自分のコールサインを付けた物,
強いて言うならK1FO給電方式八木アンテナだ。フィギアスケート荒川静香の得意技、イナバウアーに彼女の名前を付けてもよいのではと競技解説者が言ったが、オリジナル技の持ち主に敬意を払い「レイバック・イナバウアー」と呼ぶにとどめている。
某有名ビール会社がイナバウアーという技の名(人名)までも商標登録を試みたが、K1FO同様拒否された。
常識的に当たり前でしょう? それ考え付いた奴の品格疑われるぜ!
考えがあさましいんだよ、全く。
給電部のショートバー用ブラケット。
今使ってるアンテナを作るときに、3セット分を作り置きしておいた。
1セットは五島市のJA6KHL局に送ったので、最後の1セット(4枚)。
軽量化のため(十分軽いので必要ないけど、会社に工具があるから)ドリメルでカーブを削りだす。
最後に残った1セットは、エッチング時間が長すぎて銅箔が
すになっているB級品。
ハンダを盛って誤魔化そう。
去年その気になってセミリジッド※1同軸で作ったUバラン,
100均の布ヤスリ,知り合いの※2テフロン屋さんを拝み倒して
作って貰ったエレメント絶縁カラー(真っ白の方)。 半透明白の方は、
大将が亡くなって会社が存続できなかったアラキアンテナの
プラスチック製カラー。 7年間も手入れせずに使ってきたため紫外線で
素材が粉化している(高分子材料の劣化の特徴)。
※1: UT141。 VF(Verosity-Factor)は0.694。 断面直径4~5ミリながら、1200MHzで100W、430で300Wを通す縁の下の力持ち。 コイツのお陰で、仰角水平・4アマ免許のビッグガナーがヘンリーの2キロワットをぶち込んでもラジエーターが溶けないんです。 ハイパワーはEME目的で免許が下りるが、運用時はアンテナを水平以下にしないという条件付き。
※2: フランス・デュポン社の登録商標。 耐熱性・耐薬性が高いフッ素樹脂。 柔らかく加工しやすいが、その柔らかさと材料がツルツルするため加工精度が出し難い。
つづく
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