移動運用サボってシステムチェック怠ったため、久しぶりに倉庫から出して来たらコンパスの反射鏡が曇って目盛りが読みづらくなっていた。
去年撮ったもの。 小さい数字(180度ずれた数値)がハッキリ見える。
高価なものだが使えなくなっても困るので自己流で分解修理する事にした。
先ず裏蓋を外す。
クリノメーターは殆ど使わない。 普通はパラボラの仰角測定用の簡易型で済ませているので、こちらから先に外す。 歯科用の歯垢除去用治具でグリグリしてプラスチックハンマーでコンコンしてたらコンパス側のが???ポロッと取れた。
こんな感じ。
後で判ったがアルミ円盤はキチキチに押し込んであるだけなので順序的には先ず、赤いナットロックを剥がして精密ドライバー(-)で横のネジを全部出しておく。
くすんでいたのは、凸部のアルミ板(反射鏡)ではなくコンパス内部の液に浸かっている目盛りの背景部である事が判明!
中の鉱油(?)を抜いてプレパラートのような板を交換しないと根本的修理にはならないが、そんな事メーカーしか出来ない。
仕方ないので180度反対に向けてフレームに入れ戻す。 反対側の薄板もそのうち曇るだろうが、これであと何年かは使えるだろう。
ほ~ら、小さい方の数字もスッキリ見えますねぇ!
なんせ購入してから7年経つので、液の中は白い底蓋の欠片のような粒が動いてるのが見えるし、空気が入ってる。
白いゴミと気泡は松明用の液体燃料にコンパスごと漬けて、空気入れの要領で、液体をゴミごと入れ替え、空気も押し出す。 最終的には直径1.5ミリくらいの気泡が1つだけ残った。 実用上問題ナシ。
これで移動運用でも困りません。 ちゅーか、最近はローテーターにアンテナ乗っけてだいたいの方角を向け信号の聞えた方向で、角度を判断しローターコントローラーの針を抜き挿ししてます。
どのみちコントローラーの角度表示は最小目盛り5度だから。
修理したからといって、アクティブに移動運用するって事は…ない。