・・・もちろん最終的には冒頭のスペックのWindows7が使える状態にして、GPSナビを使い地図を見ながら移動運用を行う。
記事 (その1)の最後に書いたように、ノートPCに電子地図をインストールしてGPSと連動させる事が最終目的。
今どき、スマホやガラホ、あるいはガラ携があれば何も問題ない。 平時はその通り。
大規模災害時に使えるか使えないか? 生き残るか死ぬかの違いだけ。
ドコモもAUもバンクも使える範囲は
『日本国土の9割をカバーしてます』が謳い文句。
大都会東京は人も交通機関もインフラも完璧。だから何の心配もない。
しかし災害が発生する場所は電波塔がない場所である。 そこが有名な
観光地なら電波塔が建つ。
田舎の無名な山ではペイしないから電波塔は無い=
圏外
徘徊者向けのGPS機器(みまもり等)でもiPadでも圏外の場所では
一切使えない。
GPSと電子土図に連動する自律装置だけが唯一使える物だ。 つまり例えば、渡り鳥の生息調査とかアフリカの動物生態調査等でも使えるGPS位置データを,リアルタイムで発信する事ができる機器を目指すものである。
1つは本当にGPS測地データを送信する発信機。
もう1つがこの記事の物。
6エリア(九州地域)でしか移動運用しないため地図データは九州だけで足る。
でも買う側からすれば全国版が1万3千円、九州版9千800円だと割り高感がある。
お試しでGPSレシーバー(リアルタイム)+政令都市指定都市詳細図込み込み価格が1万500円を購入。
地図がGPSと連動して使えたらゼンリン電子地図の正規品を買う事にする。
結果的には使えた。 ノートPCのバッテリーが切れるまでの数十分間使える。
HAMの移動運用では明かに「五島福江から運用した」運用時の写真などで証明できるが市・県境付近での運用は時々、正しい場所からの運用であったかが問題となる事があった。
リアルタイムのGPS測地データを示して移動運用を行っていた。
この記事はその準備ができたというだけで、実際の移動運用はしてない。
続きは次回。
予告: GPSレシーバーのリアルタイム測位データを無線電波で飛ばす
機器を作る。
秋月電子のUSB接続ケーブルって、普通の「標準⇔ミニ」じゃない
「標準⇔マイクロ」だったぜ!
写真の左のがシリアルポートをエミュレートするチップ。USB端子に刺すと
com5と認識され、付属のUSBドライバーでGPSとつながり、電子地図と連動する。
もしもJCC4202が言う「自作」の定義に合ったらJR6ENDのウェブページに掲載。