最後(岩国最後)の朝
朝一で掃除のオバちゃんがくる、
不動産屋のチェック。
この地では何も良い思い出は無かった。
赤の他人なのに引っ越し当日の朝から、掃除のオバちゃんがご主人を連れて,二人手伝いにき来てくれた。
退職金が出てたので、その中から50万x2(郵貯では百万円は一度に送金出来ず)50万を2回に分けて送った。
オバちゃんは驚いたてたが、亡くなった兄は38歳、オレ一族は長男+次男で家は残る。 オレのノルマは終わり。
佐世保基地で30年勤め最後の4年半を岩国でおわった。ギリギリで基本給表1-7で定年を迎える事が出来た。
ただ、カネはあっても、ちっとも幸せじゃない。 掃除のオジさん・オバさん夫婦が羨ましい。